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シチズンの電波時計がずれる原因とは?壁掛け・腕時計別に対処法も解説

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シチズンの電波時計がずれる原因とは?壁掛け・腕時計別に対処法も解説

「正確な時間を刻むはずの電波時計がずれている…?」
そんな疑問を抱いたことはありませんか?特に、シチズンの電波時計を長年使っている方ほど、そのズレに気づいた瞬間は不安に感じるものです。

この記事では、シチズンの電波時計がずれる原因や、壁掛け時計と腕時計での違い、よくある故障事例、そしてズレを防ぐための対処法まで、詳しく解説していきます。

電波時計とは?仕組みとメリットを知ろう

電波時計は、標準時刻を送信する電波(日本では福島局と九州局)を自動的に受信し、時刻を常に正確に保つ時計です。シチズンでは、「パーフェックスマルチ3000」などの高精度な受信システムを採用しており、日本だけでなく一部の海外局にも対応しています。

一般的なクオーツ時計は水晶振動子による一定の精度を持っていますが、長期的に見るとどうしても誤差が生じます。それに対して、電波時計は1日に1回~数回、正確な時刻に自動補正されるため、誤差が非常に少ないのが魅力です。

「電波時計がずれる」のはなぜ?主な原因5つ

それではなぜ、そんな精密な電波時計がずれてしまうのでしょうか?主な原因は以下の通りです。

1. 電波の受信環境が悪い

鉄筋コンクリートの建物、地下室、電波遮断フィルムのある窓の近くでは、標準電波をうまく受信できないことがあります。特に壁掛け時計では、設置位置によっては一切受信できないこともあります。

2. 電波送信局の一時停止

日本では「おおたかどや山標準電波送信所(福島)」と「はがね山送信所(九州)」の2箇所から電波が出ていますが、メンテナンス中などで一時的に停止することもあります。この間は正確な時刻を受信できないため、ずれが発生することがあります。

3. 周囲の電子機器の影響

Wi-Fiルーター、電子レンジ、IH調理器などから出るノイズも電波受信の妨げになります。時計の近くにこれらの機器があると、うまく補正できないことがあります。

4. 電池残量の低下

電波時計は、受信のために定期的に強い電波処理を行います。電池の残量が少ないと、その処理能力が落ち、結果的に受信失敗や時刻のズレにつながることがあります。

5. 時計本体の故障

最も心配なのが、受信ユニットやIC回路の故障です。この場合はセルフチェックで解決するのが難しく、修理が必要になる可能性があります。

壁掛けタイプのシチズン電波時計で起こりがちな不具合

壁掛け電波時計は、設置場所の影響を大きく受けるため、特に電波の受信状況に注意が必要です。たとえば以下のような状況でズレが生じやすくなります。

  • 北側の壁や、電子機器の多い場所に設置している
  • 近くに金属製の棚や家具がある
  • 夜間(通常は2~4時)に自動受信できていない

こうした場合は、一度時計を窓際に移動して手動受信を行い、受信状況を確認しましょう。また、シチズン製品の多くには「受信成功・失敗」を示すインジケーターがあるので、説明書を参考に確認してみてください。

シチズンの電波腕時計がずれるときのチェックポイント

腕時計タイプの場合、以下のような点もズレの原因になり得ます。

  • 海外で使用している(対応外の地域)
  • 屋内で夜間に置く場所が悪く、受信できていない
  • 強制受信を行っても失敗する(故障の可能性)

また、防水タイプや金属ケースのモデルは、構造上受信感度がやや低くなることもあるため、環境により時刻補正がうまくいかない場合があります。

対処法としては、電波が届きやすい窓際に置き、マニュアルに従って「強制受信」や「リセット」を試すことが有効です。

実際にあった故障・不具合事例とユーザーの声

インターネット上のレビューや質問サイトでは、以下のような声が見られます。

  • 「2〜3年使っていた電波腕時計が、突然5分ずれた」
  • 「壁掛け時計が毎日ズレていたが、設置場所を変えたら直った」
  • 「強制受信しても失敗し続け、修理に出したら受信モジュールの交換だった」

シチズンの電波時計は、通常1年間のメーカー保証があり、正規販売店やサポートセンターを通じて修理が可能です。保証期間を過ぎても、有償でモジュール交換が行える場合があります。

電波時計のズレを防ぐためにできること

電波時計のズレは、ちょっとした工夫で防げることも多いです。以下の対策を取り入れてみましょう。

  • 毎週1回は「強制受信」で補正をかける
  • 時計を設置する場所(特に夜間の受信時)を見直す
  • 電池は早めに交換し、弱っているサインを見逃さない
  • 長期間使うなら、年に1度は受信状況や故障兆候の点検をする

まとめ:ズレに気づいたらまずは落ち着いてチェック

シチズンの電波時計がずれてしまう原因は、必ずしも故障とは限りません。ほとんどの場合は、電波の受信環境や電池など、外的要因によるものです。

とはいえ、受信リセットや電池交換でも改善しない場合は、早めに修理窓口へ相談するのがおすすめです。

電波時計の特性を理解して、正しい環境で使えば、何年経っても高精度な時刻表示を楽しめるはずです。

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